カイロプラクティックの歴史
カイロとは、ラテン語で『手』を意味し、カイロプラクティックとは『癒す』という意味を持っており、薬もメスも使わずに『手』によって病気の根源を取り除くものとして、カイロプラクティックは1895年D.D.Palmer(ダニエル・デビット・パーマー)によって発見されました。
その後、息子のB.J.Palmer(バートレット・ジョシュア・パーマー)が跡を継ぎ、父の始めたカイロプラクティック・スクールを大きくするとともに、カイロプラクティックの科学性を追求していきます。当時としては最新の科学技術と優秀な科学者を雇い、カイロプラクティックの研究所を設立、世界で初めて脊柱のレントゲン撮影を行うなど、カイロプラクティックに大きな貢献をしました。
三代目のDavid D. Palmer(ディビッド・デイブ・パーマー)の時代になると、カイロプラクティックが科学的に認められ、各州でカイロプラクティックの法律が制定されるようになりました。カイロプラクティック・スクールも4年制の専門大学として認められるようになり、現在ではカイロプラクティックの発祥地パーマー大学(アメリカ・アイオワ州)をはじめ全米で17校もの大学があり、年間1000人以上が卒業し、カイロプラクターになっています。
現在では、理科系の教養課程の大学で4年間学習し、なおかつ、物理・科学・心理学を修士した後に、はじめてカイロプラクティック大学への入学資格が与えられ、それから3年3ヶ月の専門教育を終了後、各州の国家試験に合格して初めてカイロプラクターになれるわけです。
一度カイロプラクターになると『神経の専門家』として素晴らしい将来を約束されます。
私たちカイロプラクターが地域社会のために貢献する役割は多大なものであり、自然の法則に基づいた副作用のない安全な職業として、今後益々『カイロプラクティック』は発展していくでしょう。

『シオカワスクール オブ カイロプラクティック 学校案内』02